Lakebase SQL エディターからデータベースをクエリする
ベータ版
Lakebase Postgres (オートスケール Beta) は、 Lakebase の次のバージョンであり、評価のみに利用できます。 本番運用ワークロードの場合は、 Lakebase Public Previewを使用します。 どのバージョンが適しているかを判断するには、バージョンの選択を参照してください。
Lakebase SQL エディターは、Lakebase アプリから直接 Lakebase データベースに対してクエリを実行します。EXPLAIN / ANALYZE 、 psql-styleメタコマンド、CSV/JSON/XLSX への結果のエクスポートなどの Postgres ネイティブ機能を提供します。
Lakebase SQL エディターを使用する
SQL エディタを使用するには:
- Lakebase アプリを開き、データベース プロジェクトを選択します。
- サイドバーから SQL エディターを 選択し、ブランチとデータベースを選択します。
- エディターにクエリを入力し、 「実行」 をクリックして結果を表示します。

次のクエリを使用して、SQL エディターを試すことができます。クエリはテーブルを作成し、データを追加し、テーブルからデータを取得します。
CREATE TABLE IF NOT EXISTS playing_with_lakebase(id SERIAL PRIMARY KEY, name TEXT NOT NULL, value REAL);
INSERT INTO playing_with_lakebase(name, value)
SELECT LEFT(md5(i::TEXT), 10), random() FROM generate_series(1, 10) s(i);
SELECT * FROM playing_with_lakebase;
複数のクエリ ステートメントを一度に実行すると、ステートメントごとに個別の結果セットが返されます。結果セットは実行順に番号が付けられ、個別のタブに表示されます。
エディターをクリアするには、テキスト ボックスの内容を選択して削除します。
説明と分析
Lakebase SQL エディターは、 説明機能 と 分析 機能を提供します。

- Explain 機能は、指定されたクエリを Postgres EXPLAINコマンドで実行し、クエリの実行プランを返します。 Explain 機能は見積もりを含むプランのみを返します。クエリは実行されません。
- Analyze 機能は、 EXPLAIN ANALYZEを使用して指定されたクエリを実行します。ANALYZE問題によりクエリが実行され、プラン ノードの実際の行数と実行時間がEXPLAIN推定値とともに返されます。
Explain 機能 と Analyze 機能によって提供される情報を理解するには、Postgres EXPLAINコマンドとそのANALYZE問題に精通している必要があります。 EXPLAIN のドキュメントおよび PostgreSQL ドキュメントのEXPLAIN の使用に関するトピックを参照してください。
データをCSV、JSON、XLSXにエクスポート
Lakebase SQL エディターは、データをJSON 、 CSV 、 XLSXにエクスポートすることをサポートしています。 SQL エディター ページの右下隅にあるダウンロード ボタンにアクセスします。ダウンロード ボタンは、ダウンロードする結果セットがある場合にのみ表示されます。

SQLエディタウィンドウの結果セクションを展開します
SQL エディター ページの右下隅にあるウィンドウの展開ボタンを選択して、SQL エディター ウィンドウの結果セクションを展開します。

メタコマンド
Lakebase SQL エディターは、データベースを操作するためのショートカットのように機能する Postgres メタコマンドの使用をサポートしています。psqlコマンドライン インターフェースからのメタコマンドの使用にすでに慣れている場合は、Lakebase SQLエディターで同じコマンドの多くを使用できます。
メタコマンドを使用すると、完全な SQL クエリを記述することなく、データベース スキーマやその他の重要な情報にすばやくアクセスできるようになり、ワークフローを高速化できます。
Lakebase SQL エディター内でよく使用されるメタコマンドを次に示します。
- \dt— 現在のデータベース内のすべてのテーブルを一覧表示します
- \d [table_name]— テーブルの構造を説明する
- \l— すべてのデータベースを一覧表示する
- \?— 利用可能なメタコマンドのチートシート
- \h [NAME]— 任意の Postgres コマンドのヘルプを取得します (例:- \h SELECT)
すべてのpsqlメタコマンドが SQL エディターでサポートされているわけではありません。サポートされているコマンドのリストを取得するには、 \?を使用します。
メタコマンドとその使用法の完全なリストについては、 「psql のメタコマンド」を参照してください。
メタコマンドの使い方
SQL エディターでメタコマンドを使用するには、エディターにメタコマンドを入力し (SQL クエリと同じように)、 [実行] をクリックします。結果は出力ペインに表示されます。