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Power BI 用の Arrow Database Connectivity (ADBC) ドライバー

備考

プレビュー

この機能は パブリック プレビュー段階です。

このページでは、 Databricksデータソースに接続するPower BIダッシュボードのArrow Database Connectivity (ADBC)ドライバーに切り替える方法について説明します。 ADBC ドライバーは、分析アプリケーション向けに設計された最新の列指向 API 標準であり、Apache Arrow 形式を使用してデータベースとクライアント ツール間で効率的なデータ転送を可能にします。

Power BI の Databricks コネクタでは、ODBC ドライバーの代わりに ADBC ドライバーを使用できます。ADBCドライバーを使用するには、Power BI Desktop 2.145.1105.0を使用します。(2025年7月リリース)以上。

Databricks は、このコネクタを強化し、新しい機能を追加し続けています。最新バージョンにアップグレードして試して、 製品フィードバックを送信してください。

ADBCドライバに切り替える

ADBC ドライバーに切り替えるには、次の 2 つの方法があります。

  • Power BI で Databricks の 新しい コネクタを使用するにはオプトインします。これはすべての新しい接続に影響します。
  • 各 Power BI ダッシュボードの実装を個別に編集します。

オプション 1: Power BI Desktop で機能のプレビューをオンにする

Power BI で作成されたすべての 新しい Databricks 接続に対して ADBC 機能のプレビューを有効にするには、次の手順を実行します。

  1. Power BI Desktop で、 [ファイル] > [オプションと設定] > [オプション] をクリックします。
  2. プレビュー機能 をクリックします。
  3. 新しい Databricks コネクタ実装を使用するを 選択します。

オプション2: 実装を編集する

特定のダッシュボードの ADBC ドライバーに切り替えるには、次の手順を実行します。

  1. Power BI で目的のダッシュボードを開きます。

  2. [ データの変換] をクリックします。

  3. [ クエリ オプション] セクションの [詳細エディター ] をクリックします。

  4. ADBCドライバに切り替える Implementation="2.0" を指定します。

    let
    Source = DatabricksMultiCloud.Catalogs("<instance-name>.cloud.databricks.net", "/sql/1.0/warehouses/<sql-warehouse-id>",
    [Catalog=null, Database=null, EnableAutomaticProxyDiscovery=null, Implementation="2.0"]),
    powerbi_Database = Source{[Name="powerbi",Kind="Database"]}[Data],
    default_Schema = powerbi_Database{[Name="default",Kind="Schema"]}[Data],
    dashboard_data_Table = default_Schema{[Name="dashboard_data",Kind="Table"]}[Data]
    in
    dashboard_data_Table