Databricks Apps のワークスペースと開発環境を設定する
Databricks アプリをビルド、デプロイ、実行するには、環境が特定の前提条件を満たしている必要があります。これには、Databricks ワークスペースとローカル開発環境の両方の要件が含まれます。
Databricks ワークスペースを設定する
Databricks ワークスペースでアプリをデプロイして実行するには、次の要件を満たしていることを確認してください。
- ワークスペースは、 Databricks Apps がこのインフラストラクチャに依存しているため、サーバレス コンピュートをサポートするリージョンにあります。 サーバレス機能の可用性を参照してください。
- ネットワーク設定(VPC ファイアウォールルールやエグレス制御など)により、
*.databricksapps.com
ドメインへのアウトバウンドアクセスが許可されます。
開発環境のセットアップ
アプリをローカルに作成し、Databricks ワークスペースにデプロイするには、開発環境が次の要件を満たしている必要があります。
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Pythonバージョン3.11以降がインストールされていること。
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Databricks CLI v0.229.0 以降 (Databricks ワークスペースにアクセスするように構成)。CLI をインストールまたは更新するには、「 Databricks CLI のインストールまたは更新」を参照してください。
Databricks では、OAuth ユーザー間 (U2M) 認証を使用することをお勧めします。「Databricks CLI の認証」を参照してください。
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Databricks SDK for Python がインストールされている こと。インストール方法:
pip3 install databricks-sdk
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(オプション) Python 用の Databricks SQL コネクタ がインストールされている (アプリが Databricks SQL にアクセスする必要がある場合)。インストール方法:
pip3 install databricks-sql-connector