Databricks アプリの依存関係を管理する
各アプリには、Python ライブラリのセットがプリインストールされています。「プリインストールされたPython ライブラリ」を参照してください。
追加の Python ライブラリを定義するには、 requirements.txt
ファイルを使用します。リストされているパッケージがプレインストールされているパッケージと一致する場合、ファイル内のバージョンがデフォルトを上書きします。
たとえば、次の requirements.txt
ファイルは、特定のバージョンをピン留めし、プレインストールされたセット以外のライブラリを追加します。
# Override default version of dash
dash==2.10.0
# Add additional libraries not pre-installed
requests==2.31.0
numpy==1.24.3
# Specify a compatible version range
scikit-learn>=1.2.0,<1.3.0
バージョンの競合
依存関係を定義する際には、以下の点に注意してください。
- プリインストールされたパッケージを上書きすると、指定したバージョンがプリインストールされたバージョンと大幅に異なる場合、互換性の問題が発生する可能性があります。
- 常にアプリをテストして、パッケージ バージョンの変更によってエラーが発生しないことを確認します。
requirements.txt
で明示的なバージョンをピン留めすると、デプロイ間で一貫したアプリの動作を維持できます。