ボリュームからのライブラリのインストール
この記事では、ライブラリまたはrequirements.txtファイルをボリュームにアップロードし、それらを Databricksのクラスターにインストールするために必要な手順について説明します。 ライブラリは、汎用コンピュートまたはジョブ コンピュートにインストールできます。
ボリュームの詳細については、「Unity Catalog ボリュームとは」を参照してください。アクセスの制御やオブジェクトの作成など、Unity Catalogの操作に関する情報については、「Unity Catalogとは」を参照してください。
ライブラリの互換性の詳細については、「 コンピュートスコープのライブラリ」を参照してください。
ボリュームへのライブラリの読み込み
ライブラリをボリュームにロードするには、次のようにします。
- 左側のサイドバー
カタログ をクリックします。
- [カタログエクスプローラ]ツリーで、ボリュームに移動します。
- [+ 追加 ] をクリックし、 [ このボリュームにアップロード ] を選択します。
- 「 ボリュームへのファイルのアップロード 」ダイアログが表示されます。 アップロードするファイルをドラッグアンドドロップまたは参照して、[ アップロード] をクリックします。
ボリュームからクラスターへのライブラリのインストール
ライブラリをクラスターにインストールすると、そのクラスターで実行されているすべてのノートブックがライブラリにアクセスできるようになります。
ボリュームからクラスターにライブラリをインストールするには、次のようにします。
- 左サイドバー
「 コンピュート 」をクリックします。
- クラスターリストでクラスターの名前をクリックします。
- 「 ライブラリ 」タブをクリックします。
- [ 新規インストール ] をクリックします。 [ライブラリのインストール ] ダイアログが表示されます。
- [ライブラリ ソース ] で [ボリューム ] を選択します。
- ライブラリまたはrequirements.txtファイルをアップロードするか、ボリュームブラウザでライブラリファイルまたはrequirements.txtファイルを参照するか、ボリューム ファイルパス フィールドにその場所を入力します。
/Volumes/<catalog>/<schema>/<volume>/<path-to-library>/<file-name>.<ext>
。 - [ インストール ] をクリックします。
従属ライブラリをボリュームからワークフロータスクに追加する
ボリュームの依存ライブラリを使用してワークフロータスクを設定するには:
- ワークフロー内の既存のタスクを選択するか、新しいタスクを作成します。
- 「依存ライブラリ」 の横にある「 + 追加 」をクリックします。
- [Add dependent Library ] ダイアログで、 ライブラリ ソース の [Volumes] を選択します。
- ライブラリまたはrequirements.txtファイルをアップロードするか、ボリュームブラウザでライブラリファイルまたはrequirements.txtファイルを参照するか、ボリューム ファイルパス フィールドにその場所を入力します。
/Volumes/<catalog>/<schema>/<volume>/<path-to-library>/<file-name>.<ext>
。 - [ インストール ] をクリックします。
ボリュームからノートブックへのライブラリのインストール
Python ライブラリをノートブックに直接インストールして、ノートブックに固有のカスタム Python 環境を作成できます。 たとえば、ノートブック内のライブラリの特定のバージョンを使用でき、同じライブラリの異なるバージョンを必要とする可能性のあるクラスター上の他のユーザーに影響を与えることはありません。 詳細については、「 ノートブック スコープのライブラリ」を参照してください。
ノートブックにライブラリをインストールすると、現在のノートブックとそのノートブックに関連付けられているすべてのジョブのみがそのライブラリにアクセスできます。 同じクラスターに接続されている他のノートブックは影響を受けません。
次のコードは、Python wheel ファイルをノートブック スコープのライブラリとしてボリュームからノートブックにインストールする方法を示しています。
%pip install /Volumes/<catalog>/<schema>/<volume>/<path-to-library>/mypackage-0.0.1-py3-none-any.whl
または
%pip install /Volumes/<catalog>/<schema>/<volume>/<path-to-project>/requirements.txt