画像、方程式、その他のメディアをノートブックに追加する
この記事では、画像、数式、HTML、および他のノートブックへのリンクを表示する方法について説明します。
画像の表示
Databricks では、Markdown セルでの画像の表示がサポートされています。 Databricks ワークスペースまたは Unity Catalog ボリュームに格納されているイメージを表示できます。
ワークスペースに保存されている画像を表示する
絶対パスまたは相対パスを使用して、ワークスペースに格納されたイメージを表示できます。 ワークスペースに格納されたイメージを表示するには、次の構文を使用します。
%md


ボリュームに保存された画像を表示する
絶対パスを使用して、ボリュームに格納されたイメージを表示できます。 ボリュームに格納されたイメージを表示するには、次の構文を使用します。
%md

画像のドラッグ&ドロップ
ローカルファイルシステムからMarkdownセルに画像をドラッグアンドドロップできます。 イメージが現在のワークスペース ディレクトリにアップロードされ、セルに表示されます。
数式の表示
ノートブックでは、数式や方程式を表示するために、KaTeXをサポートしています。例えば
%md
\\(c = \\pm\\sqrt{a^2 + b^2} \\)
\\(A{\_i}{\_j}=B{\_i}{\_j}\\)
$$c = \\pm\\sqrt{a^2 + b^2}$$
\\[A{_i}{_j}=B{_i}{_j}\\]
上記のように記述すると、以下のように表示されます。
そして
%md
\\( f(\beta)= -Y_t^T X_t \beta + \sum log( 1+{e}^{X_t\bullet\beta}) + \frac{1}{2}\delta^t S_t^{-1}\delta\\)
where \\(\delta=(\beta - \mu\_{t-1})\\)
上記のように記述すると、以下のように表示されます。
HTML を含める
ノートブックに HTML を含めるには、関数 displayHTML
を使用します。 これを行う方法の例については 、ノートブックの HTML、D3、SVG を参照してください。
displayHTML
のiframeはドメインdatabricksusercontent.com
から提供されており、iframeサンドボックスには allow-same-origin
属性が含まれています。ブラウザからdatabricksusercontent.com
にアクセスできる必要があります。現在、このドメインが企業ネットワークによってブロックされている場合は、許可リストに追加する必要があります。
他のノートブックへのリンク
相対パスを使用して、Markdownセル内で他のノートブックまたはフォルダにリンクできます。href
アンカータグの属性を相対パスとして指定します。この相対パスは、$
で始まり、Unixファイルシステムと同じパターンに従います。
%md
<a href="$./myNotebook">Link to notebook in same folder as current notebook</a>
<a href="$../myFolder">Link to folder in parent folder of current notebook</a>
<a href="$./myFolder2/myNotebook2">Link to nested notebook</a>