Azure デプロイメントで利用可能なコンプライアンス制御
このページでは、 Azureにデプロイされた SAP Databricksアカウントで利用できる HIPPA コンプライアンス コントロールの概要を説明します。
HIPAA
HIPPA コンプライアンス コントロールは、すべての地域のワークスペースでサポートされています。
HIPPA は、保護された健康情報 ( PHI ) を作成、受信、維持、送信、またはアクセスする対象事業体およびビジネス アソシエイトに適用されます。 対象となる事業体または取引先が SAP Databricksなどのクラウド サービス プロバイダー (CSP) のサービスを利用する場合、CSP は HIPPA に基づく取引先となります。
HIPPA 規制では、対象となる事業体とそのビジネス アソシエイトが、ビジネス アソシエイト契約 (BAA) と呼ばれる契約を締結して、ビジネス アソシエイトがPHI適切に保護することを保証する必要があります。 BAA では、特に、当事者間の関係およびビジネス アソシエイトが実行する活動とサービスに基づいて、ビジネス アソシエイトによる PHI の許可された使用と必要な開示が規定されます。
HIPPA コンプライアンス コントロールを有効にする
SAP Databricksワークスペース for HIPPA コンプライアンスを有効にするには、コンプライアンス セキュリティ プロファイルを使用するようにワークスペースを構成する必要があります。
アカウント管理者は、コンプライアンス セキュリティ プロファイルがデフォルトで有効になっているワークスペースが作成されるように、アカウント レベルのコンプライアンス設定を更新する必要があります。
- アカウント管理者として、アカウント コンソールに移動します。
- サイドバーで、 設定 をクリックします。
- [セキュリティとコンプライアンス] タブをクリックします。
- サイドバーで、 [新しいワークスペースのコンプライアンス セキュリティ プロファイル] をクリックします。
- コンプライアンス セキュリティ プロファイル の横にある [構成] をクリックします。
- ダイアログボックスで、 [有効] をオンにして、コンプライアンス標準を 1 つ選択するか、 [なし] を選択して [保存] をクリックします。
この設定を更新すると、すべての新しいワークスペースで HIPPA コンプライアンスが永続的に有効になります。