Databricks on DSPyを使用した生成AIアプリの構築
この記事では、DSPy について説明し、 Databricks on DSPy を使用して生成AI エージェントをビルドおよび最適化する方法を示すノートブックの例を提供します。
DSPyとは何ですか?
DSPyは、生成AIエージェントをプログラムで定義および最適化するためのフレームワークです。 DSPyは、プロンプトエンジニアリングを自動化し、 LLM ファインチューニングを調整してパフォーマンスを向上させることができます。
DSPyは、エージェント開発を簡素化し、エージェントの品質を向上させるいくつかのコンポーネントで構成されています。
モジュール: DSPy では、これらは、質問への回答や要約など、特定のテキスト変換を処理するコンポーネントです。 従来の手書きのプロンプトに取って代わり、例から学習できるため、適応性が向上します。
シグネチャ: モジュールの入力および出力動作の自然言語による記述。 たとえば、"question -> answer" は、モジュールが質問を入力として受け取り、回答を返すように指定します。
コンパイラ:これはDSPyの最適化ツールです。 LM パイプラインは、より優れたプロンプトまたはファインチューニング モデルを生成することにより、パフォーマンス メトリクスを満たすようにモジュールを調整することで改善されます。
プログラム(DSPy):複雑なタスクを実行するためにパイプラインに接続されたモジュールのセット。 DSPyプログラムは柔軟性があり、コンパイラを使用して最適化および適応させることができます。
テキスト分類器のDSPyプログラムの作成
次のノートブックは、テキスト分類を実行する DSPy プログラムを作成する方法を示しています。 この例では、DSPy のしくみと使用するコンポーネントを示します。