initスクリプトをワークスペースファイル に保存する

Databricks では、Unity Catalog を使用していない場合は、Databricks Runtime 11.3 LTS 以降のワークスペース ファイルに initscript を格納することをお勧めします。

Databricks Runtime 9.1 LTS および 10.4 LTS のワークスペース ファイルでの initscript のサポートは制限されていますが、このサポートでは、init スクリプトから他のファイルを参照するなど、init スクリプトの一般的な使用パターンがすべてカバーされているわけではありません。 Databricks では、Databricks Runtime 9.1 LTS および 10.4 LTS のクラウド オブジェクト ストレージで initスクリプトを使用することをお勧めします。

ワークスペース ファイルの詳細については、「 ワークスペース ファイルとは」を参照してください。

initスクリプトはワークスペースファイルのどこに保存されますか?

init スクリプトは、init スクリプトをアップロードするユーザーが適切な権限を持っている任意の場所に保存できます。 「フォルダ ACL」を参照してください。

すべてのワークスペース ファイルと同様、init スクリプトはアクセス制御リスト (ACL) を使用してアクセス許可を制御します。 もちろん、init スクリプトをアップロードするユーザーとワークスペース管理者だけがこれらのファイルに対するアクセス許可を持っています。 「ファイル ACL」を参照してください

一部の ACL は、ディレクトリからディレクトリ内のすべてのファイルに継承されます。

ワークスペースファイル に保存されているinitスクリプトを使用する

ワークスペース ファイル内の initScript は、クラスター スコープの initScript として使用することを目的としています。 「 クラスター スコープの initスクリプトを使用する」を参照してください。